2009年6月5日金曜日

エフライム・カツィール


去る5月30日(日)、イスラエルの第4代大統領エフライム・カツィール氏(Ephraim Katzir: 5.16.1916 - 5.30.2009)が93歳でお亡くなりになりました。カツィール氏はイスラエル建国前にパレスチナへ移民した、キエフ出身のロシア系ユダヤ人で、政治活動以前は世界的な生物物理学者でした。1985年の日本国際賞の受賞者でもあります。イスラエル大統領としては ヨム・キプール戦争を含む1973-78年に在職しました。


報道された翌日は、国内のテレビ・ニュースではカツィール氏の功績をたたえるドキュメンタリー番組が組まれていました。日本との関係でいえば、実兄のアーロン・カツィール氏が1972年5月30日にテルアビブ空港乱射事件*で犠牲になったことをあげることができます。カツィール氏は、日本人テロリストによって殺害された兄の痛みが癒えぬまま、ちょうど1年後の5月に大統領に就任しました。この時から37年後、運命のいたずらなのかエフライム・カツィール氏は、兄が殺された同日の5月30日に天に召されていきました。


*これは1972年5月30日にテルアビブ空港で起きた、日本赤軍メンバーによる無差別銃乱射事件です。この事件では、カツィール氏の実兄を含む25人が殺され、78人の負傷者を出しました。主犯の1人、岡本公三(当時25才)はイスラエルで終身刑を言い渡されました。その後1985年、イスラエル政府は、レバノンに本部を置くテロ組織(パレスチナ解放人民戦線総司令部)との捕虜交換で彼を釈放しました。現在、岡本公三はレバノンに政治亡命中です。


参考)ウィキペディア: Ephraim Katzir、Aharon Katzir、岡本公三

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1 コメント:

momojp さんのコメント...

Sanny Kさん、こんにちちわ。
ペサハのお答、本当にありがとうございました。コメントを入れたのですけど、届いているでしょうか?? 私の方のPCではなんだか届いていないようだったので??

私は、日本赤軍とパレスチナ平和団体とイホンの反イスラエル報道と反日・反政府主義が関係しているという自説を持っています。今でも日本赤軍(重森房子)を支持している方が実際おります。

それはよこにおいておいて・・。

イスラエルの第4代大統領エフライム・カツィール氏の死去は私もちょっとニュースで目にしましたけど、そのような歴史があった方だったのですね。

でも、37年前ってそんなに武器・銃器を飛行機に持ち込むことが簡単だったのかと思うと、現在のテクノロジーに感謝です!!


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