ロイター通信は、ドイツの15才青年を対象に行ったネオナチの影響に関する調査(3月17日付)の結果報告を出しました[ロイター通信]。それによるとドイツの最近の若者の20人に1人はネオナチの活動メンバーだそうです。以下はその概要です。
現在、ドイツ経済は第二次世界大戦以来の不況により、失業率が上がり、昨年末からユダヤ人への嫌がらせ犯罪が増えてきた模様です。ドイツの政治家の多くは、反ユダヤ主義の再燃とネオナチの活動に気圧されている状態で、今後のネオナチ対策が求めらそうです。
報告書を出した、ローワー・サクソニー犯罪研究所のリポーター、クリスチャン・ファイファー氏はこう語ります。
「驚いた。右翼団体はドイツの若者たちのリクルートにこれほど成功しているのに、国内の政党はこれら若者たちの心を掴むことができないでいる。」
ファイファー氏の報告では、ドイツ青年の5%が右翼組織に所属し、一般の青年によるまともな政治参加としては、わずか2%に留まっています。2007年と08年の過去2回にとったドイツ青年の意識調査によると、ネオナチの思想やシンボルは、右翼系ロックミュージック、ネオナチ系ウエア(ファッション)、ステッカーなどで広まり、10人に1人はこうした思想やシンボルを流行と考えているとのことです。またネオナチに加入する青年は、特に旧東ドイツで増えており、統計では8人に1人がこうしたグループのメンバーに所属しています。またホロコーストに関する質問には「あれはそんなにひどくなかった」とする意見が14パーセントもありました。
注)ナチズムの鉤十字は、ドイツでは使用禁止とされているため、ネオナチズムは新しいシンボルを使用しています。インターネットでそのソンボルを検索するとヨーロッパやアメリカ等いたるところに、ネオナチ系の様々なシンボルがあり、このブログ上に貼付けるのは躊躇しました。が閲覧したい人は[www.attenzione-photo.com/special_show.php?id=91]でどうぞ。同様のサンプル写真は他に沢山あるはずです。
ファイファー氏の報告では、ドイツ青年の5%が右翼組織に所属し、一般の青年によるまともな政治参加としては、わずか2%に留まっています。2007年と08年の過去2回にとったドイツ青年の意識調査によると、ネオナチの思想やシンボルは、右翼系ロックミュージック、ネオナチ系ウエア(ファッション)、ステッカーなどで広まり、10人に1人はこうした思想やシンボルを流行と考えているとのことです。またネオナチに加入する青年は、特に旧東ドイツで増えており、統計では8人に1人がこうしたグループのメンバーに所属しています。またホロコーストに関する質問には「あれはそんなにひどくなかった」とする意見が14パーセントもありました。
注)ナチズムの鉤十字は、ドイツでは使用禁止とされているため、ネオナチズムは新しいシンボルを使用しています。インターネットでそのソンボルを検索するとヨーロッパやアメリカ等いたるところに、ネオナチ系の様々なシンボルがあり、このブログ上に貼付けるのは躊躇しました。が閲覧したい人は[www.attenzione-photo.com/special_show.php?id=91]でどうぞ。同様のサンプル写真は他に沢山あるはずです。
注2)このブログ上の青年はニュージーランドの報道通信社 Stuff.co.nz のネオナチ記事から借用。あるブログではヒットラーの孫で、最近ロック歌手として活動中の過激なネオナチ男が紹介されていました。そちらの写真を貼りたかったのですが、ニュース記事の出所が分からず断念しました。この男についてなにか知っている人いませんか?
祈り)ヘイトクライムと呼ばれる憎悪犯罪は、憎悪感情に支配され善悪を問えなくなった人間の心の病いに起因します。こうしたヘイト(憎悪)感情をあおる闇の思想や哲学、または音楽やファッションにさえ、きちんと対峙していける人間が増えますように。また組織化していく闇の力に、神が介入して下さいますように。
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