イスラエルとハマスの戦闘はすでに3週間に及んでいます。
この両者の停戦に向けて、去る1月16日、イスラエルのリブニ外相は渡米し、ライス米国務長官と会談しました。会談の中で日米両者は、停戦準備の覚書に調印し、ここに「米国はガザ地区への武器密輸防止に努めることを保証する」という内容が約束されました。翌日、これを受けてイスラエル政府は一方的な停戦に踏み切る考えを示しています。
しかし、リブニ外相はこうした停戦準備への前向きな取り組みを前に、国連事務総長のパン・ギムン氏に次のようにのべ、イスラエル側への国際的理解を要求しました。(15日付) 戦争の泥沼化を避けたい、しかしハマスのテロ活動を野放しにはできないというイスラエルのジレンマと、そこをまだ世界は理解してくれていないという悲痛な叫びが、リブニ外相の訴えに込められています。

祈り)停戦への準備は、ハマスの攻撃姿勢とは裏腹に、イスラエルで進められています。 イスラム教穏健派と過激派の争いがあまり表面化されないように、テロ組織との戦いも反ユダヤ主義的な報道によりぼんやりとしてきました。目に見えない力が働いています。これにどこまで世界のクリスチャンが気づいているのでしょうか。正しい判断力でイスラエルとパレスチナをとりなしていけますように。また「平和をつくる」ために犠牲を払った者たちに、神が報いて下さいますように。

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