2010年1月23日土曜日

テルアビブ在住の自称「救世主」ついに逮捕

まずは1月18日付けAFP通信の日本語記事から。
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1月18日 AFP】イスラエル警察は14日までに、女性や子ども数十人を監禁して奴隷化し、性的に虐待していた容疑で宗教グループのリーダーの男を逮捕した。


逮捕されたゴエル・ラツォン(Goel Ratzon)容疑者(59)はイスラエルのテルアビブ市周辺の数か所で、狭いアパートの部屋に少なくとも女性17人、子ども40人の計57人を監禁していたとみられる。警察が家宅捜査に入ったあるアパートでは、「劣悪な状態」の居間に詰め込まれた女性10人と子ども17人が発見された。


ラツォン容疑者はこの数年間、宗教グループのリーダーとして知られていた。このグループに集っていた女性たちは容疑者をあがめ性的交渉をもち、容疑者の子どもたちを育てていたと言われている。警察ではラツォン容疑者が実の娘たちも強姦し、妊娠させたとみている。女性や子どもたちは行動の是非や罰を厳格に定めた「経典」の下に厳しく管理され、監禁されていた。またラツォン容疑者の「身になにかが起きた際」には、自殺するように指導されていた。


長期のおとり捜査の末、容疑者は11日に逮捕された。容疑者の弁護士は裁判所前で記者団に対し、すべての容疑について容疑者は無罪だと述べ、女性たちは自分の意思でとどまっていたと主張した。(c)AFP
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イスラエル当局の報道によると、妻たちの数は32人で、子供の数は89人となっていました。容疑者の娘らも性被害にあい、彼の子(孫?)を宿していることも明らかになっています。ところで妻と子供たちの間には次ぎの様な諸規則があったようです。1、他の男との接触を禁ずる。1、肉、煙草、酒を禁ずる。1、華美に装うな。1、妻達よ、自らの体に「ゴエル」というタットゥーを刻むが良い。そして子達にそのタットゥーをあがめさせよ。1、子達よ、私(ゴエル)を家で迎える時は私の足に接吻せよ。


とまぁリストはさらにある様です。ヘブル語ウィキペディアでは、容疑者の肩書きがポリガミスト(一夫多妻主義者)となってましたが、当然それ以上の人物ですね(怖)。こういうニュースを聞くとこの容疑者の子供たちの将来をどうしても心配してしまいます。麻原彰晃の子供たちも今どうしているのかと気になりますが。

ちなみに「ゴエル」という容疑者の名前は、聖書用語で動詞では「代償を払って買い取る:あながう」、名詞では「親近者(債務を肩代わりする関係にある人)」という意味があります(民数記5章8節、ルツ記3章12節、4章1、6、8節、ヨブ記19章25節など)。


日本語記事では「救世主」と訳されていました。これだとちょっとニュアンスボケかな。何れにせよこの容疑者に買い取られた「妻達」は奴隷ですよね。聖書では買い取られた者は「自由になる」はずなのですが‥。

結果はこうです。自称「ゴエル」は自身のカルト的奇行のゆえに重たい代償を払うことになりました。

参考資料)ヘブル語ウィキピディア:ゴエル・ラツォン
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1 コメント:

Hapi さんのコメント...

hello... hapi blogging... have a nice day! just visiting here....


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