




このブログは、エルサレム在住のあるクリスチャンからのイスラエル情報と「祈りの要請」です。





今日はイスラエルの独立のために戦い、命を失った兵士達、戦没者たちを追悼する日です。

下記は駐日イスラエル大使館の説明と東京で持たれる式典のアナウンスです。

「イスラエル独立記念日(本年度は4月29日)は、毎年ヘブライ暦イヤール月5日に祝われ、イスラエル国の建国を記念するものです。また、独立記念日を祝う前日は、イスラエルの独立と存続のために命を捧げた多くの人々を思い出し、建国のために支払われた代償の大きさを国民全体が思い起こす「戦没者記念日」と定められています。イスラエル本国では、27日夜8時より全国で1分間のサイレンと共に一斉に黙祷を行い、この時間から追悼のためのさまざまな行事が始まります。
東京では、戦没者記念日式典を2009年4月27日(月)にイスラエル大使館に於いて執り行う予定です。詳細についてご関心をお持ちの方は、大使館広報室までメールでお問い合わせください。」
聖書の言葉:
「見よ。彼らの勇士はちまたで叫び、平和の使者たちは激しく泣く。」(イザヤ書33章7節)

去る3月26日、IDF(国防軍) の調査によるガザ戦争のパレスチナ死者数が公式発表されました。これによるとパレスチナ人死者数は1166人で、うち武装勢力(主にハマス党員)は709人、民間人男性は157人、女性は49人、子供(16才以下)は89人、そして民間人か戦闘員か不明な者が162人という調査結果でした。
一方、パレスチナ人権団体は、全体の死者数が1417人で、そのうち313人の子供を含む926人が民間人だったと伝えています。[参考:Palestinian Center for Human Rights]
イスラエル側の調査団は、ハマス側の報告は、若い党員を子供の数にいれたり、二重に数えて死者数を水増しし誤摩化したと語っています。これを受けてハマス側は、党員でも18才以下なら子供だと言い訳をしました。
もしイスラエル側の調査結果が正しくても、民間人を殺めた責任から逃れることはできません。しかし 多数の民間人の死者を出した IDFの「民間人を守ろうとした姿勢」も忘れてはいけません。
IDFは民間人の死者を出した件について次のように弁明しています。
「我々 IDFは、『キャストリード作戦』がハマス関連施設を攻撃対象にし、ガザ地区の民間人を対象にしていなかったことを強調したい。そのハマス党員と戦った現場(ハマス施設と認知された場所)は非常に複雑だったことに注目してほしい。戦場となったハマス施設は、一般住民の生活の場の中央に位置していた。そこには爆発物が仕掛けられた家屋があったり、党員は学校の校舎に立て篭って[我々に対して]撃ってきたり、民間人を『人間の盾』にした。
我々 IDFは、一般人を戦闘に巻き込まぬよう最善の配慮をしてきた。空から警告のビラを撒いたり、地元のラジオなどの放送で非難警告を流したり、各家庭には非難、退去するよう何度も電話をかけた。また、警報として銃声を聞かせもし、又各地でのプレス会議でも最大の注意を払うようにと警告をしてきた。」*
偏った国際報道(日本国内の報道も含めて)は、ガザ戦争を「IDFの不意打ち攻撃」、「民間人大量虐殺」、「無差別テロ」といった言葉で形容しました。更にはイスラエル政府(特にIDF)をナチズムに重ねてみたり、イスラエル製品の不買運動をアピールする民間団体やメディアまで現れました。しかし、もし現場にいたIDFのこの証言と調査報告が正しかったら、これらの報道機関や民間団体はこれまでの言論に責任をとってくれるのでしょうか。言論の自由は認めますが、扇動的表現や報道を野放しにしておいてよいのでしょうか。
話はそれますが、ガザ戦争はイスラエルを経済的に失速させています。政府は戦争開始から一週間目の時点で、2億6千5百万ドルの軍事費を使ったと述べていたので[参考:YNETニュース]、停戦まで更に2週間続いた戦争の負担はかなり大きかった様です。イスラエル政府は、こうした犠牲を国民一人一人に払わせてまで、単にパレスチナ民間人を狙うでしょうか。ガザ侵攻は、パレスチナ人への差別運動を高めるイスラエル政府の国策だったとでもいうのでしょうか。

3年前のある日曜日の朝(06年6月25日)、ギラド・シャリート国防軍兵士はガザ地区の側で姿を消しました。当時19才の彼はガザ地区のパレスチナ武装勢力に拉致されたのです。テロ組織ハマスはシャリート君を、イスラエルに捕虜とされた仲間のテロリスト1000人を奪回するために人質とし、現在無謀な和平交渉の道具として利用しています。シャリット君を取り戻すために、イスラエル政府は彼の命と引き換えに捕虜を解放する方向で動き出しました。この政治に関してはここをお読み下さい。
小さくてやさしいサカナ君が海で泳いでいます。