2009年11月5日木曜日

イランからヒズボラへ向う船から大量の兵器見つかる

去る11月4日、キプロス島近くで、数百トンのミサイルやロケット砲を積んだ船が拿捕されました。この船はイラン国から紅海、地中海を経由してレバノン国へ向う途中でした。しかし船に積まれた兵器をイスラエル国防軍により発見され、だ捕されました。これら大量の兵器はテロ組織ヒズボラへ渡される予定だったようです。写真はコンテナに積まれた大量の兵器の一部。映像で見たい方はこちらから。

つい最近、ガザ地区ではハマスが周囲60キロ圏内にミサイルを飛ばす実験に成功しており、ガザ戦争後のハマスは今も武装中で、より強化されてきたという報告も出ています(11月3日付けの国防軍諜報機関のアモス・ヤドリン氏の報告)。ガザから60キロ圏内といえば、イスラエルの経済都市テルアビブが含まれているため、ハマスの次なるねらいは経済の中心地テルアビブだと識者の間ではささやかれています。

最近のゴールドストーンがまとめたガザ戦争レポートにより、国連側とイスラエル側のテロリズムに対する防衛論、戦争論には大きな開きがあることが報道されています。イスラエル政府はその開きを縮めたいところですが、水面下でテロ組織達が活発に動き始めている最中、国防軍は手を休めるわけにはいきません。「国連は我々をテロから守ってはくれない」という感情に加え、度重なるテロ組織の活動報道により、イスラエル国内の緊張感は高まり続けています。

祈り)イスラエルの国の安全を守るのは国防軍です。今後の中東戦争が核戦争まで発展しないように、命をはってテロ防衛にあたっている国防軍の働きが国連に認められますように。

参考記事)11月3日付け、ワッラ・ニュース、11月4日付け、ハアレツ紙:11月5日付け、エルサレム・ポスト紙

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